🎤ライブの途中で、ふと「重だるさ」を感じたことはありませんか?
ジメジメとした空気。
雨が続いて、靴の中も冷えて、身体もどこか重たい。
なんとなくやる気が出なくて、音にも集中できない…。
そんなふうに感じることが増えてくるのが「6月」です。
ライブの日も、リハーサル後も、なんだか“のりきれない”あの感じ。
実はそれ、「湿気」と体のバランスが関係しているかもしれません。
☔6月の不調は「湿(しつ)」のせいかも?
中医学では、梅雨の季節は「湿(しつ)」の邪気が強まる時期。
湿気が体にたまると――
- 体が重だるくなる
- 頭がぼーっとする
- 胃が重く、むくみやすくなる
- 気分が落ち込みやすい
この“湿”が流れをせき止めてしまい、心と体の巡りが滞ってしまうんです。
🎸演者・音楽好きならではの“湿ダメージ”
演者(バンドマン)なら…
冷房のきいたスタジオと、外との気温差。
湿気でギターの弦がベタつくように、体も反応しています。
ふくらはぎが重い・だるい、集中できない日は「湿」を疑ってみて。
観客としても…
雨の中の移動、濡れた靴、冷たいライブ会場。
足元から冷えて、体に湿気がたまると、疲れやすさ・眠気・むくみに。
健康志向な人も…
気圧の変化で気分がゆらいだり、食欲がなくなったり。
いつもより“消化の力”が弱りやすい時期です。
🌿「湿」を外へ流して、巡りをととのえるヒント
🥗薬膳ごはんで、からだをスッキリ
湿気を外に出すには、「余分な水分」をためこまないことが大切。
香りのある野菜や、利尿作用のある食材をゆるく取り入れてみましょう。
おすすめ食材:
- はとむぎ(スープやごはんに混ぜて)
- とうもろこし(ひげも乾かしてお茶に◎)
- 紫蘇、みょうが、生姜(薬味として)
- 冬瓜、きゅうり(水分代謝を助ける)
- 緑豆・あずき(むくみ・肌荒れ対策に)
🍵ライブ後に飲みたい「おうちブレンドティー」
スッキリ感と温かさをプラスして、巡りをよくしよう!
おすすめブレンド:
- はとむぎ茶+陳皮(みかんの皮)+紫蘇
→ 胃もたれ、だるさ、イライラに◎
市販のブレンドティーや、好きな香りのフレーバーティーでもOKです。
「香りでほっとする」ことが、いちばん大事。
🌿6月にぴったり!おすすめ薬膳酒
~今すぐ楽しめる一杯 & 来月のための仕込み~
🍶今すぐ楽しめる!かんたん薬膳酒
「おうちで3分、癒しの薬膳風ドリンク」
漬け込む必要なし、すぐ作れてそのまま飲めるレシピです。
🌼ミントとレモンのさっぱり薬膳風ドリンク(ノンアルでもOK)

効能:気分スッキリ・むくみ対策・食欲不振に◎
材料(1杯分):
- フレッシュミント…ひとつかみ(またはドライでもOK)
- レモンスライス…1〜2枚
- ハチミツ…小さじ1
- 焼酎・白ワイン・日本酒などお好みで…約100ml(または炭酸水で割ってノンアル仕様に)
作り方:
- グラスにミントとレモンを入れ、ハチミツを加える。
- 軽く潰して香りを出し、お酒を注いで完成!
(ノンアル派は炭酸水で)
ワンポイント:
ハーブティーで割るのもおすすめ。清涼感がアップして、梅雨のじめじめ気分にぴったり。
🍶来月のために!6月に仕込む薬膳酒
「梅雨明け〜夏本番のバテ対策に」
じっくり1か月漬けて、7月においしく楽しめるレシピです。
🍑「なつめ・陳皮・紅花」の血めぐりアップ酒

効能:血の巡り・肩こり・生理不順・夏バテ予防に◎
材料:
- なつめ(種なし)…4〜5個
- 陳皮(乾燥みかんの皮)…5〜10g
- 紅花(べにばな/ハーブ店などで入手可)…ひとつまみ(なくてもOK)
- 氷砂糖…適量(お好みで)
- ホワイトリカー or 焼酎…500ml
作り方:
- 瓶にすべての材料を入れ、冷暗所で保存。
- 2週間〜1か月ほど漬け込んだら完成。
ワンポイント:
夏の冷え・むくみ・「なんとなくだるい」日におすすめ。
ハーブの香りがふわっと広がり、リラックスにも◎
🧘♀️音のように、ゆるやかに巡らせるセルフケア
・ゆったり呼吸(5秒吸って、7秒吐く)
・太もも・ふくらはぎのセルフマッサージ(むくみ対策に)
・湿気で重くなった日は、アコースティックや自然音で“心と体のチューニング”
🎶おわりに:ジメジメの季節も、自分をゆるくととのえて
梅雨の音は、ちょっとくぐもって聴こえるかもしれません。
でも、自分の体と気分をやさしくととのえることで、
音も暮らしも、軽やかに響いてくるはず。
香りを取り入れたお茶、ほんの少しのストレッチ、
そして好きな音楽――それも立派な「養生」です。
6月も、自分のペースでのびのびと。
音楽と一緒に、ゆるく心地よい毎日を過ごしていきましょう🌿


