sannin

ちょこっと養生

追い詰められて、逃げ道がないと感じるとき

なんとなく、息苦しい。がんばっているのに、空回り。心の奥で「もう無理かも…」って小さな声がしても、それを聞き流してまた立ち上がる。でも、ある日ふと気づくんです。「あれ?私、ずっと逃げ道のないところで立ち尽くしてたかも」って。東洋医学では、こ...
コラム

織り、巡り、また出逢う ~東洋から眺める七夕の夜~

夜空を見上げたときふと、あのふたりを思い出す。一年に一度、天の川を渡って、織姫と彦星が出逢う七夕の夜。遠く離れて、でも、ちゃんと繋がっている——そんなふたりの物語には東洋のやさしい哲学が、そっと息づいています。天の川は、ふたりを隔てる存在で...
薬膳酒

🍇『潤い葡萄のスパークリング』〜干し葡萄と生リンゴの薬膳酒〜

お酒を楽しむって、単に酔うだけじゃなくて、体と心にそっと寄り添う時間を持つこと。今回作ったのは、干し葡萄の薬膳酒に、みずみずしい生リンゴを加えて、炭酸で割った一杯。名付けて 『潤い葡萄のスパークリング』。🍷 作り方干し葡萄を焼酎に漬けて薬膳...
薬膳酒

〜時間が醸す、やさしい記憶。焼酎の前割という飲み方〜

梅雨の合間、しっとりとした風が部屋に流れ込む夕暮れ時。ふわりと立ちのぼる香りに、ふと心がほどける瞬間がある。この日、私が手にしていたのは、薬膳茶で割って前日に仕込んでおいた「前割」の焼酎。焼酎の前割という飲み方、知っていますか?「前割(まえ...
薬膳酒

お酒って、ただのアルコールじゃない

~記憶と感情にそっと寄り添うもの~お酒って、ただの「酔うためのもの」じゃない。記憶や感情と結びつく、奥深い存在なんだなって思うのです。たとえば、20代のころ。バンド仲間たちと、20人くらいだったかな?毎回誰かしらの誕生日で、居酒屋に集まって...
薬膳酒

焼酎で楽しむ「熱燗」の世界

薬膳酒を作るとき、浸出させるベースとなるお酒にはさまざまな選択肢があります。日本酒、ワイン、ホワイトリカー、洋酒など、多彩なお酒が薬膳の世界を彩ります。その中で、私が特によく使うのが「焼酎」。なぜなら、私のモットーは「続けられること」。手軽...
ちょこっと養生

🎵「梅雨の重さに飲まれないで」

🎤ライブの途中で、ふと「重だるさ」を感じたことはありませんか?ジメジメとした空気。雨が続いて、靴の中も冷えて、身体もどこか重たい。なんとなくやる気が出なくて、音にも集中できない…。そんなふうに感じることが増えてくるのが「6月」です。ライブの...
東洋医学で見る体の声

その不調、本当に“みんな同じ”ケアで大丈夫?

~東洋医学で見る体の声~「最近なんだか眠れなくてさ」「私もー!寝つけないし、朝もすっきりしない」「やっぱストレスかな? 寝る前にスマホやめたほうがいいのかな…」——そんな会話、まわりでよく耳にしませんか?西洋医学の視点では、不眠に対しては「...
ちょこっと養生

鼻が乾くのはサインかも?中医学で考える“未病”と向き合う方法

1.鼻が乾く夜、気づいたら眠れない帰り道、ふと気づく。「あれ?なんか鼻の中、カサカサするな…」加湿器をつけても、寝る前に水を飲んでも、朝にはまた乾いてる。そんなある日、寝つきは悪くないのに、夜中に鼻の乾燥で目が覚めた。あぁ、これじゃライブ本...
季節ごとの養生

5月のゆらぎにご用心。音楽好きのためのやさしい養生術

ライブのあとに感じる“だるさ”5月のせいかも?ライブハウスに響く重低音。熱気、歓声、アドレナリン。楽しいはずなのに、終わったあとに「どっと疲れる」「なんだかイライラ」「寝つけない」……そんな経験、ありませんか?実はそれ、5月特有の“季節のゆ...