
魂の響きを紡ぎ、心と体の調和をめざして
東京都台東区生まれ。高校卒業後、大手印刷会社に勤務。30代を前に、原因のはっきりしない体調不良に悩まされていた頃、東洋の理論を取り入れたアロマトリートメントと出会いました。その施術で体が楽になった経験がきっかけとなり、施術を仕事にしようと決意。専門的な知識を学ぶために学校に通い、卒業後は治療院で経験を積みました。
その中で、自分なりに東洋的な考え方を取り入れたアロマトリートメントを形にし、不眠・頭痛・女性特有の不調など、これまで延べ5000人以上の方の体調改善をサポートしてきました。
私にとって音楽は、子どもの頃からずっとそばにあった「魂の言語」です。言葉にならない感情をそっと包み込んでくれたり、自分の中の本音に気づかせてくれたり。東洋医学と関わるようになってから、その音楽と東洋医学がとてもよく似ていることに気づきました。
音楽がメロディーやリズム、テンポなどのバランスによって成り立つように、東洋医学もまた「気・血・水」の流れと全体の調和を大切にしています。流れが整えば、自然と心と体が軽くなる――そんな共通点が、音と体の世界にはあるのだと思います。
また、音楽が感情に深く関わるように、東洋医学も「感情と内臓のつながり」を大切にしています。悲しみや怒り、喜びが身体に影響するという考え方は、まさに「心と体はひとつ」という東洋医学の本質でもあります。
その後、活動の拠点を沖縄に移し、施術で使うオイルの開発や、身近な野草・お茶素材の研究を進める中で、それらが食にも活かせることに気づき、薬膳や薬酒の世界へと関心が広がっていきました。
現在では、一般社団法人日本薬膳研究会の認定講師として、クライアントの体質改善や薬膳酒の講座なども行っています。
音楽も東洋医学も、どちらも「本来の自分に還る」ための道しるべのような存在。心と体の声に耳を傾けながら、それぞれの人が持つ“響き”を取り戻していけるよう、これからも丁寧に寄り添っていきたいと思っています。
琉球アロマ月桃(サンニン)セラフィックサポーター 佐久間 晴美
琉球アロマ月桃(サンニン)HPは➡ https://aromasannin.com/
